齋藤健一の危険運転糾弾

齋藤健一の危険運転への私見

池袋東口乗用車暴走事故

 この事故は、2015年8月に、東京都の池袋にて、午後九時半頃、53歳の医師の男が運転するドイツ製高級車が、地下駐車場から出た直後、転回しなければならないのに直進し、歩道に乗り上げて次々に歩行者を撥ね飛ばし、最終的にはZARAというファッションブランドのお店に突っ込んで停止した事故です。

 

 この事故のせいで1名死亡、4名が重軽症を負いました。で、この医師は自動車運転処罰法違反(過失傷害)で現行犯逮捕された。

 

 この医師は、こうコメントしている。「歩道に突っ込んだのは記憶がない。疲れて居眠りしていたので覚えていない。ラーメンを食べてから運転した」と供述した。

 

 で、周囲の目撃情報としては、医師が逮捕時に抵抗し、その時に警官が「飲んでいるのか?」と訊くと、「何が悪いんだ、酔っ払ってんだよ!」と凄んで、負傷者を蹴ろうとしていたという。また別の目撃情報としては、「車の下には何人かが下敷きになっていたようにも見えた」という。だが、この医師からはアルコールは検出されなかったし、車内からも違法薬物、つまり危険ドラッグ等は発見されなかった。

 

 で、コイツは、普段、病院に勤務していた。といっても、コイツは開業医なのか、どこかの大きな病院の雇われ医師なのかは知らないけど。で、普段から酒もタバコもやらなかったらしい。でも、なぜか、新しい看護師が来ても一か月も経たずに辞めていってしまうらしい。う~ん、なので、裏で何か看護師に対して嫌なことをしていたのかもしれないな。

 

 まあ、どうせ、男の看護師ははなから採用しないし、女性といっても、おばさんの看護師もはなから採用せず、自分好みの若い看護師しか採用しなかったとかじゃねえの。それでセクハラとかしていたんじゃねえのか。あと暴言な。給料安いのに暴言を毎日浴びていたら、そりゃ、疲れ果てるよな。

 

 なので、酒もタバコもやらない=立派な人、という訳ではない。酒もタバコもやらない悪人は大勢いるからな。あと、表向きは善人面しているけど、裏では悪人というタイプの悪人も大勢いるからな。なので、表向きが悪人とか、見るからに悪人という悪人ばかりではないのだから、注意せねばならない。

 

 で、コイツの住まいの近所の女性は、「あの人は近所付き合いはなく変わり者として知られていた」と語ったという。で、「診療所の前に他人の自転車や自動車が停まっていたら、大声で怒鳴り散らしていた。警察を呼んだこともあった」と語ったという。まあ、なので、遠方から来てただの一度だけ診察を受けた人間には、やはりコイツの本性は見えませんね。でも、近所に住む人達は、けっこう観察する時間が与えられているので、コイツの本性が垣間見えるというものですね。

 

 で、過去にこの医師の診察を受けた人は、「診療中に母親に馬鹿野郎と怒鳴っていた」とか、「点滴を打つのだから喋るなと怒鳴られた」とか語ったという。まあ、これは、点滴を打つ時にペラペラ喋るのはよくない。医者が血管に注射針を刺そうとしているのだから、黙っていろっつーの。なんでもかんでもこの医師が悪いというふうにするのは良くない。

 

 まあ、なんか、あと、上の文章内の母親というのは、これは患者の付き添いで来ていた母親ではなく、この医師自身の母親のことか。同居でもしているのかな。自宅の一階が診療所で、母親が息子に用事があって二階から一階に降りて来ていたとかかな。まあ、この医師の母親の話によれば、この医師は酒を飲まないのではなく飲めないらしい。つまり下戸ですね。あと、何かに悩んでいるふうには見えなかったと。で、普段から運転は殆どしなかったらしい。まあ、なので、運転歴が長いといっても、年間走行距離がたったの1000キロしかない運転歴30年の人は、運転歴30年といっても、今までの人生の総走行距離はたったの3万キロしかないんだよな。なので、運転歴の長さよりも、走行距離の長さで語った方がいいよな。

 

 んで、この医師には、やはりてんかんの持病があったとさ。で、普段は朝と夕方の二回、クスリを服用していたのだが、事故当日は、夕方の分の薬を服用していなかったらしい。これは忘れないように、スマホのアラームとかで気付くようにしておけばよかったのに。マジで、他人に迷惑を掛ける系統のド忘れは、マジで止めて頂きたい。最悪、赤の他人が死ぬから!で、案の定、この事故で一人死んでいるしな。本人は車の衝突のダメージ吸収機能、つまりクラッシャブルゾーンとか、エアバッグで助かるからいいだろうけどさ、相手は生身の歩行者なんだから。医師が薬の服用を忘れてどうすんだよ!

 

 なんか、やはりね、この医師もそうなのだが、傲慢な性格なんだよな。全然、大人しくて慎ましい性格ではないのだ。ついこの前、阪神高速だと思ったが、時速216キロもポルシェで出して、前にいたトラックに衝突して運転手を殺した医師も、とんでもない傲慢で自己中な性格だったようだ。まあ、そいつは懲役8年の実刑判決を受けたけどな。しかも免許取り消し処分を受けていたのに。つまり、無免許運転だったのに。まったく、傲慢な人間って、マジで手に負えないよな。人の言うことを全然聞かないもの。

 

 で、この医師は、裁判で、「適切に抗てんかん薬を服用し、運転中に意識障害が起こるとは思わなかった」と発言し、危険運転致死傷罪の適用を免れようとしたとさ。でも、この医師は過去に精神科医として、抗てんかん薬を処方した経験もあったそうな。

 

 なので、裁判所に、「この医師は知識がありながら発作の危険性を軽視し運転したし、更にこの医師は事故前の二年間の間に二度も発作が起きていた。運転直前には前兆となる異臭感を覚えていたから、意識を失う危険性は十分に認識出来ていた」という判断を下され、懲役五年の実刑判決を言い渡されたとさ。で、第二審で医師側は控訴したけど棄却された。で、最高裁でも上告を棄却され、刑期五年の実刑判決が確定しましたと。

 

 つーか、毎度思うのだが、たったの五年なんだから、とっとと刑に服せば、五年後には出られるのに。ノロノロと嫌だ~嫌だ~と控訴、控訴ばかりしていたら、結局、刑務所から出られる日にちがどんどん先延ばしになっちゃうけどなぁ。五年って、けっこう直ぐだと思うのだが。まあ、コイツはこの時点で五十代だから、もしかしたら刑務所の中で死んでしまうから、少しでも娑婆に居続けたい!と思ったのかもしれないけどさ。でも、それは逆も同様ですよ。あともう少しで娑婆に出られたのに~という段階で、刑務所の中で寿命が来たら、ああ、もっと早く刑に服しておれば、今頃、娑婆にいて、娑婆で死ねたのに~という事態になってしまう危険性もあるしな。

 

 で、道路交通法では元々、てんかん患者の運転は禁止されていたそうな。まあ、当然だろ。だって、運転中に意識を失うってことは、ブレーキの利かなくなった新幹線と同じ位に危険なんですけど。んで、なんでてんかん患者が運転免許を取得出来なかったかといえば、障害や病気を理由に免許や資格の取得を禁止・制限する[欠格条項]による制限があったからだ。

 

 でも、2002年に、てんかん患者の扱いの見直しを求める声が上がり、てんかんの症状次第で運転免許が取得出来るようになったらしい。でも、当たり前なのですが、その後、全国各地で、治療不十分なてんかん患者が運転する車の暴走による事故が多発するようになったとさ。で、悪質なてんかんの持病持ちの運転手への厳罰化を求める声に後押しされて、2014年に罰則を強化した[自動車運転処罰法]が成立したとさ。

 

 う~ん、つーか、何をもって、悪質と判断するのか。そりゃ、てんかんの持病を持つ人でも、ドライブで好きな場所に赴きたい気持ちがあるのは分かりますよ。でも、善人とか悪人とか関係なく、てんかん発作を抑える薬を飲み忘れることは必ずあると思うんだよなぁ。そんな時に、てんかん発作が起きたら、善人でも、誰かを轢き殺すのだが。

 

 マジで、権利、権利ばかりが主張されていますけど、権利って言っても、それをする能力が無い人には、その権利を与えてはならないと思うんだけどなあ。いくらその団体が叫んだとしてもな。

 

 例えば、重度の知的障害者には、絶対に車を安全に運転する能力はないでしょ。瞬間的に適切な判断なんて出来ないし。なのに、全国の重度の知的障害者を子供に持つ親の団体があったとして、その団体が、「私達の子供達にも運転免許を与えよ!これは人間としての当然の権利です!」なんて叫んでも、重度の知的障害者に対して運転免許を交付する訳にはいかないでしょ。そんな、重度の知的障害者が運転する車が街中を走り回るなんて、危な過ぎるでしょ!マジで無理!

 

 なので、これと同じ理論で、てんかん持ちの人達の団体が、「抗てんかん薬を飲めばてんかん発作を抑えられるのだから、てんかんの持病があるというだけで、我々に運転免許を交付しないという差別をするな!我々にも運転する権利を寄越せ!」と叫んだのだろうなぁ。で、なら、ちゃんと薬を服用することを条件として、ある程度の症状の人までに、運転免許の交付を認めちゃったんだろ?でも、この医師みたいに、やっぱり飲み忘れることはあるんだよなぁ。

 

 鹿沼市でクレーン車をてんかん発作が起きたせいで意識不明の状態のまま暴走させて、小学生六名をミンチにして殺害しまった奴も、抗てんかん薬を飲み忘れていたしな。まあ、アイツは担当医からも「絶対に車の運転はしないように!」とキツく忠告されていたのに、平気で運転していたしな。しかもショートスリーパーでもないのに睡眠時間が三時間半しか眠らずに、しかもてんかん発作を抑える薬も飲まずにクレーン車を運転するし。マジで、平気で約束を破る、平気で嘘をつく屑野郎が世の中には大量に存在すると思った方がいいよ。

 

 で、てんかん患者の中には、自動車運転処罰法が施行された後、医師から運転許可が下りないことを恐れて通院を止めてしまった患者もいたらしい。つーか、こえーよ。本末転倒だろ!医師にちゃんとかかって抗てんかん薬をしっかりと服用することを条件に車の運転が許可されていたのに、医師にかからずに抗てんかん薬を全く飲まない状態で車を運転しようとするなんて、まさに自殺行為だ。つーか、自殺なら自分一人で死んでくれよ。周囲の人達を巻き込まないでくれ。拡大自殺っつーのか。マジで止めろ。

 

 で、とある医師の話として、「今回の事故の発作の原因は分からないが、症状に合った薬を正しく服用すればてんかん発作はコントロール可能だ。殆どのてんかん患者は自己管理をしながら運転していることを理解して欲しい」と言いましたとさ。

 

 う~ン、つーか、[殆どのてんかん患者は、自己管理をしながら運転していることを理解して欲しい]とありますが、つーことは、殆どのてんかん患者以外のてんかん患者は、自己管理せずに車を運転しているということですかね?つーか、具体的に、[自己管理をしながら運転しているてんかん患者]というのは、全てんかん発作持ちドライバーの内、何パーセントなんでしょうか?つーか、やっぱり、いくら自己管理しているからと言っても、人間だから、年に数回は飲み忘れる時もあると思うのだが。そこら辺はどうなの?

 

 なので、別に全てのてんかん患者から運転免許を取り上げろ!なんてことは言いませんよ。ただ、その[適切に自己管理する仕組み]というのを、もっと器具を配布なり販売するなりして整備した方が良いと思うのだけどな。例えば、抗てんかん薬を飲む時刻になるとピーピー五月蠅い音が鳴り、その機械のボタンを押すと抗てんかん薬が出て来て、それを飲まないと音が鳴り止まない装置を開発して販売するとかさ。そこまでしないと、人間、忘れるんだよね。いくら気を付けていてもさ。ゴルゴ13みたいに、全て頭の中で完璧に管理出来るような凄い人間なんて、世の中に一握りしかいないよ。殆どの人間は、俺も含めて、忘れてしまう危険性を内包した存在なのだから。

 

 ちなみに、いつの時代の情報だかは不明だが、多分、この事故の後の情報だと思うのだが、毎日新聞の記事で、「てんかんは100~200人に一人の割合で発症し、全国に約100万人の患者がいますが、7~8割のてんかん患者は薬で発作を抑えられる」という。

 

 まあ、それはいいんだけどさ。問題は、残りの2~3割のてんかん患者、つまり薬でてんかん発作を抑えられない患者達が隠れて運転し続けているのではないか?という疑念が常に付きまとうのですよね。また、薬でてんかん発作を抑えられる方の7~8割の方も、本当に運転する前にちゃんと服用しているのかな?本当は服用を忘れたけど、うっかり運転していた!というケースが多いのではないかな?たまたま、その時にはてんかん発作が起きなかっただけ、というパターンが多い気がするなぁ。

 

 人間は忘れるんだよなぁ。だって、この事故の加害者は医師だし。てんかん発作及びてんかんの薬に関して熟知している方の、薬を処方する立場の医師でも、薬を飲み忘れるのだから。たとえこの医師の人間性に大いに問題があったとしても、医師免許を取得出来る程の頭の良さがあるのは明白なのだから、こんなに知能の高い人でも飲み忘れるんだよなぁ。なので、てんかん発作の持病があるけど運転し続けている人は、絶対に抗てんかん薬を飲み忘れないように、二重、三重に飲み忘れない工夫をしてください。

 

 例えば俺は、出勤日に、普通の目覚ましを6時15分にセットして、スマホのアラームは6時25分にセットしてある。なので、普通の目覚まし時計を止めた後、二度寝してしまったとしても、スマホのアラームで強制的に起きられる仕組みを導入しているからな。そのように、各自で工夫してください。